裸婦餓鬼「描く」
皆さんこんにちは!
今年の裸婦餓鬼「描く」班の編集長を務めさせていただきました、鈴木です。
本日は皆様に、我らが渾身の冊子を買っていただくべく参上しました。
「描く」というテーマにふさわしく、カラフルな中に絵筆を持って佇む少女。
このポップでありながらどこか大人びた表紙が目印です。
目次を開けば、そこには「描く」ことを執筆者それぞれが考え抜いた作品が並んでいます。
その様子は、さながら美術館のよう。
しかし、ここで「描かれた」のは、絵画とは限りません。
自分の将来を。希望を。大切な人の未来を。あるいは、描こうとしなければ見えてこないような、社会と人間の闇を。
同じものを「描いた」人は、誰一人いません。
10人の執筆者が、「描いて」伝えたかったことは何か。ぜひ、あなたの目で確かめてください。
館内の10作品全てを回り終えたら、落ち着いた裏表紙が、余韻とともにあなたをお見送りします。
……余談ですが、「描く」ってなんて読みます? 「えがく」? それとも「かく」?
編集長個人としては、小説を「書く」と音が重なる、「かく」の方が好みです。
でも「えがく」も3文字という圧倒的な語感の良さがありますからね、なかなか捨てがたい。
そんなことを考えながら、わせぶんブースでお待ちしています!